マーケティングの基本概念であるベネフィットについてについて
マーケティングの概念自体は、そんなに複雑なものではありません。おさえておくべきキーワード、考え方は実は、4つくらいであり、しかも、新しいモノではなく、いわゆるマーケティングの基本書には必ず載っている類のものです。そのひとつが、ベネフィットと呼ばれる概念です。お客が商品を買うのは、その商品自体が欲しいからではありません。その商品がお客にもたらす何か良いことを、お客は買っているのです。例えば、ドリルを買うのは、ドリルという器具が欲しいからではなく、穴が欲しいからです。
この、「穴が欲しい」というのがベネフィットになります。即ち、お客が欲している何か良いこと、或いは問題解決なのです。即ち、マーケティングにおいては、お客は商品そのものを欲しているわけではなく、自分にとって良いことがほしいということを先ず念頭に置かなければなりません。コーヒーを飲むのは、黒い液体を飲みたいのではなくて、リラックスする時間が欲しいのですし、高級車に乗るのは、1トンの精密機械が欲しいわけではなく、高級車を所有しているというステータスが欲しいのです。