食べ歩きマーケティングについて
私は以前、あるチェーン店のマーケティング調査をしていました。詳しくは教えられませんが、食品関係です。仕事の内容はいろんな店を回り、新商品が出るたび、その商品を買ってきて、データ作成。そして試食。今度、ターゲットにする商品に対する、その商品を扱ってる有名店に出向いて調査等です。人から見ると、タダでいろんな商品を食べれて羨ましがられました。実際、働いている時は自社商品の試食もしていたので、平日の食費がほとんどかかりませんでした。<br/><br/><br/>しかしおいしい仕事ゆえの苦労もあります。ランチの調査の時はランチタイムの時間内に調査対象のレストランを出来る限りまわらなくてはいけないので、その日は前の日から空腹で出かけるので、最初に行った店が当たりでどんなにおいしそうな料理が出ても最初からあまり食べてはいけないというのが、結構、後ろ髪をひかれる悔しさがあります。4、5件まわらなくてはいけないので、実際、控えめに食べていっても最後の方のお店ではお腹いっぱいで、もう入らないところを必死でレポートを作るために食べるのです。しかも同じターゲットの調査なので、その料理はしばらく見たくないくらい嫌いになります。一番苦労したのは写真撮影です。これも気づかれないようにさりげなく行います。私がマーケティングの仕事をしていたのは約10年前なので、その頃はブログやツイッターなどがなく、店の中で写真撮影なんてする人はほとんどいなかったので、ただのあやしい客でした。なので店員が見てない隙にしらっと撮るという高等技術が必要でした。難しいのはカウンターのお店です。もうここでは隠れて写真撮影というのは無理なので、開き直ります。だいたいフォローしあえるよう、2人組で出かけるので店の人に聞こえるようにえー、おいしそう。盛り付けきれい。食べるのもったいないね。そうだ写真に撮っておこう。写真とってもいいですか。みんなに見せて宣伝しちゃいますよ。と堂々といろんな角度から撮ります。まあ、結構あやしいんですけど、できるだけ迷惑にならないように仕事を済ませます。そうやって行ったお店は今でも結構覚えているものです。今でも昔行ったお店がまだあったりすると懐かしく、あの頃はタダ飯がたくさん食えたなと思い出します。