老人ホームのマーケティングについて
私は、老人ホームを建設するべきかシミュレーションするようにと上司より言われました。建設するか否かは、建設する地域の高齢者人口や要介護者の数、その地域での必要性などを細かくマーケティングする必要があります。今や高齢者人口は全体の5分の1強を占め、数十年後には3分の1が65歳以上の高齢者になると言われています。今現在でも、特別養護老人ホームの入居待機者が42万人と言われており、国を挙げて老人ホームの建設を進めています。
今ある老人ホームは介護保険を利用した運営形態であり、国の補助金で運営が賄われているものが大半を占めます。ここ数年で民間による介護保険を頼らない有料老人ホームが占めてきました。ご存じのとおり、介護保険財政は厳しいもので、国も民間による有料老人ホームや高齢者専用住宅というものを推し進めています。国の補助金に頼らない運営となると、待機している高齢者がたくさんいるからと建設を進める訳には行きません。きちんとしたマーケティングを行い、その結果として採算性のあるものか冷静に見極める必要があります。